内申点とは?今すぐわかる内申点の計算方法と入試への影響

山田ゆうすけ

こんにちは!

高校受験ラボ管理人のやまだゆうすけです^ ^

 

学習塾をやっていると

  • 「内申点ってなに?」
  • 「内申点が低いと受験に落ちるの?」
  • 「内申点てどうやって計算するの?」
  • 「部活や資格・検定は取っておくべきなの?」

という質問を毎年いただきます。

 

「学校からの詳しい説明もまだないし、よくわからない」という方も多いようです。

このままでは志望校をどう決めていいのかもわからず、不安ですよね。

 

この記事では、上記の質問をすべて解決できるように「内申点と調査書のすべて」を詳しく解説していきます!

 

1 そもそも内申点とは?

まずは内申点とは何か、ということを説明します。

1.1 内申点とは?

内申点とは、一言で言うと「通知表の点数」です。

入試の募集要項などには「評定値」「調査書の学習の記録」と記載されています。

 

中学校の教科は全部で

国語、算数、英語、理科、社会

美術、技術家庭科、保健体育、音楽

の9教科あります。

 

つまり

「内申点=評定値=通知表の成績(5点満点×9教科=45点満点)」となります。

 

しかし、入試で使用される内申点の計算方法は都道府県によって違いがあります。

年間の平均の場合もあれば、3学期(後期)の場合、また3年時の内申点のみの場合、1・2・3年の各学年の内申点の合計の場合があり、様々です。

 

都道府県ごとの内申点の計算方法については「2 都道府県別の内申点の計算方法」で詳しく説明します。

 

1.2 内申点と調査書の違い

内申点は、調査書の内容の一部です。

つまり、調査書に「内申点(教科の学習の記録)」が記載されています。

調査書には、そのほかにも「出欠の記録」、「行動の記録」、「特別活動・部活動の記録、特記事項」、「総合所見」があります。

 

1.3 内申点の高校入試への影響

内申点は高校受験にとても大きな影響があります。

多くの学校では内申点よりも学力検査の方が、比重が大きいです。

しかし、学力検査が重視されるといっても内申点も大きなウエイトを占めていることには変わりありません。

というのも、学力が足りていても、内申点が低いとボーダーラインから外れてしまうことがあるからです。

 

また、特に私立高校は内申点が○点以上あれば推薦をもらえるという、「併願優遇(東京都)」「併願推薦(千葉県)」「確約(埼玉県)」という入試制度をとっている学校が数多くあります。

 

併願優遇(東京都)と優遇基準については「併願優遇とは?併願優遇のすべてと内申基準一覧公開!」をチェックしてください。

【2019年最新版】千葉県私立高校の併願推薦基準一覧

2017.09.05

 

併願推薦については「併願推薦とは?併願推薦を徹底解説!」をチェックしてください。

併願推薦とは?併願推薦を徹底解説!

2017.08.21

 

千葉県私立高校の併願推薦の内申基準一覧は「【2018年最新版】千葉県私立高校の併願推薦基準一覧」で公開しています。

【2019年最新版】千葉県私立高校の併願推薦基準一覧

2017.09.05

 

埼玉県私立高校の確約の内申基準一覧は「【2018年最新版】埼玉県私立高校の確約基準一覧」で公開しています。

【2019年最新版】埼玉県私立高校の確約基準一覧

2017.09.07

 

1.4 部活は内申に関係あるの?

内申についてのよくある質問が

「内申のために部活に入った方がいいですか?」

「部活を辞めたら内申にひびきますか?」

というものです。

部活に所属しなかったり、部活を途中で辞めたからといって、内申書に悪影響を及ぼすことはありません

 

最近ではクラブチームや習い事をしている生徒が多いため、部活にこだわる必要は一切ないので安心してください。

 

反対に、部活で良い結果を残すと有利になるかというと、これもそれほど大きな影響はありません

県大会で入賞するなどかなり優秀な成績を納めると、学校によって加点がある場合があります。

上位校は加点がない場合が多く、あってもごくわずかな点になります。

下位にいくほど大きく加点される傾向があります。

 

1.5 英検や漢検などの検定は取っておいた方がいいの?

検定も部活同様で、上位校では加点がない場合が多く、あってもごくわずかな点になります。

下位にいくほど大きく加点される傾向があります

加点の対象は、各検定3級以上のものが基本です。

 

中堅校では大なり小なり加点になることがあります

そして英検3級は多くの生徒が持っています。

多くの生徒が2点や3点でも加点される中、自分が持っていないとなると、逆に持っていないと周りに比べてマイナスになってしまうことがあります。

この点を考えると、成績が中堅以下の場合は、英検3級は取っておいた方が良いと思います。

 

また、私立高校の推薦を取る場合では、優遇措置を受けられることがあります。

英検優遇校検索

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2 都道府県別の内申点の計算方法

都道府県によって受験の仕組みが違い、内申点の計算方法も違いがあります。

ここではいくつかの都道府県ごとの内申点の計算方法を説明します。

2.1 東京都の内申点の計算方法

2.1.1 素内申(推薦入試)

都立高校の推薦入試で使用する内申点の計算方法です。

東京都では3年2学期の内申点が入試で採用されます

 

3年2学期の通知表の9教科の内申点の合計したものになります。

東京都の素内申(推薦入試)の計算方法

3年2学期の通知表の評定で

5点満点 × 9教科 = 45点満点

 

2.1.2 都換算内申(一般入試)

都立高校の一般入試で使用する内申点の計算方法です。

一般入試も推薦入試同様、3年2学期の成績が内申点になります

 

一般入試では、学力試験の点数:内申点の比重が7:3です。

そのための学力試験の点数を700点満点、内申点を300点満点、合計(1000点満点)として計算します。

そして実技教科(美術・技術家庭科・保健体育・音楽)の評定値を2倍にして合計したものになります。

【例】

5科:国3 数4 英5 理3 社4 実技4科:美3 技家4 保体5 音3

5科(3+4+5+3+4) + 実技4科(3+4+5+3)×2

=21+30

=51

 

→300点 × 51/65 = 235点 (小数点以下切捨て)

このように計算します。

 

まとめると、

都換算内申(一般入試)の計算方法

3年2学期の通知表の点数で

300点 × { (5教科合計) + (実技4科合計)×2 } / 65 = 内申点(小数点以下切捨て)

 

学力試験は5教科で500点満点なので、700点満点に換算すると以下の式になります。

学力検査の700点満点の換算式

700点 × (学力検査の点数) / 500(小数点以下は切捨て)

 

以上の内申点と学力試験を合計した総合得点が高い順に合格者が決定します。

 

2.2 千葉県の内申点の計算方法

千葉県では、中学1年から3年までの3年間の内申点が採用されます

前期・後期で内申点の計算方法は同じで、計算式は以下のようになります。

 

千葉県内申点計算方法

X + α – m

■X:個人評定合計値

調査書中の国語、社会、数学、理科、英語、音楽、美術、保健体育、技術家庭科の評定の合計(1年時+2年時+3年時)

(1・2年時の評定値は1〜3学期の平均、3年時は1・2学期の平均)

■α:千葉県の評定合計標準値

県が定めた評定合計値(95とする)

※「95」は1教科あたりの5段階評定「3.5」に相当する。

■m:中学校評定合計平均値

各中学校の3年生の全生徒の個人評定合計値の平均

(公立中学校に在籍していない生徒の中学校評定合計値は95とする)

 

調査書の評定を公平かつ適切に活用するために、上記のように「各中学校の評定合計平均値」と「県が定めた標準値(95点)」との差を考慮されます。

これにより、平均値が低い中学校の生徒は選抜時に調査書点がプラスされ、反対に平均値が高い中学校の生徒はマイナスされます。

自分が通っている中学校の平均値は学校の先生に聞けば教えてくれます。

【例】

1年時の国語の通知表が

1学期:4 2学期:3 3学期:4

→1年時の国語の評定値(内申点)4

これを9教科、3年間分計算し合計したものが評定合計値となります。

 

※2期制の場合は前期後期の平均

→前期3、後期4の場合は、3か4になる。

→3年時は前期+11月のテストまでの成績が含まれるため、最終的な点数は不明

※1・2年時の評定値は受験前に学校側に開示される

【例】

1年時合計:34 2年時合計:37 3年時合計:35

中学校評定合計平均値が96点の場合は

X = 34+37+35 = 106

評定値 = 106 +95 – 96 = 105

となります。

 

2.3 神奈川県の内申点の計算方法

神奈川県では2年時の内申合計点(45点満点)と、3年時の内申合計点を2倍(45点×2=90点満点)した合計が内申点となり、135点満点となります

ただし、各高校の判断で、3教科まで・各2倍の範囲内で傾斜配点をつけることができます

そして、これを100点満点に換算します。

 

まとめると、以下のようになります。

神奈川県の内申点の計算方法

{ (第2学年の9教科の評定の合計) + (第3学年の9教科の評定の合計) } ×100/135

※3教科以内・各2倍までの傾斜配点の場合あり

 

2.4 埼玉県の内申点の計算方法

2.4.1 内申点の計算法

埼玉県では、中学1年から3年までの3年間の内申点(各45点満点)が採用されます。

採用されるのは、1年3学期、2年3学期、3年2学期の通知表の成績です。

これは3学期の通知表が、1年間の総合成績になるからです。

 

この各学年の評定合計値に、各高校が定めた各学年の傾斜比率をかけて合計したものが、「学習の記録の得点(内申点)」となります。

「学習の記録の得点」の配点は学校ごとに異なり、180点満点の学校もあったり、225点満点の学校もあります。

 

「学習の記録の得点」の各学年の比率は「1年:2年:3年 = 1 : 1 : 2」や、「1年:2年:3年 = 1 : 1 : 3」など、多くの高校が中3の内申点を重視しています。

【例】

1年:34 2年:33 3年:36、A高校の比率(1:1:2)の場合

学習の記録の得点(内申点)= 34×1 + 33×1 + 36×2 = 139点

 

2.4.2 埼玉県の公立高校の入試選抜方法

入試には、「学習の記録の得点」に加えて、「特別活動等の記録の得点」と「その他の項目の得点」の合計点が「調査書」として選抜資料となります。

高校ごとの比率と各得点の配点等は、高校のホームページから確認することができます。

 

2.5 愛知県の内申点の計算方法

2.5.1 内申点の計算法

愛知県では、私立高校は推薦・一般ともに3年2学期の内申点が採用されます

 

公立高校は3年3学期の内申点が採用されます。

これは、3学期の内申点が1年間の総合評価になるためです。

 

しかし、公立高校の推薦入試は、3学期の内申点が出る前に行われます。

よって、3年の学年末テストの直後に出す「仮の3学期内申」が入試に関わります。

そして入試での評定得点は、3年生の3学期の内申合計点(45点満点)を2倍して計算され、90点満点となります。

 

【例】

3年3学期の内申合計点が36点の場合

評定得点 = 36 × 2 = 72点

 

2.5.2 愛知県の公立高校の入試選抜方法

また、一般入試では、以下のように合格者が決定します。

  1. 受検者を「A」「B」2つのグループに分ける。A = 評定得点の順位、学力検査合計得点の順位の両方が、各高校が定めた定員内にある者。

    B = Aに入らなかった者。

  2. 校内順位の決定は「A」、「B」の順序で行い、「A」については調査書の評定合計と学力検査の結果を同等とみて順位付けを行う。
  3. 「B」の順位づけは、次のⅠ、Ⅱ、Ⅲのいずれかの方式を選択したうえで、面接の結果等とあわせて総合的に行う。

Ⅰ (評定得点)+(学力検査合計得点)

Ⅱ {(評定得点)× 1.5 }+(学力検査合計得点)               

Ⅲ (評定得点)+{(学力検査合計得点)× 1.5 }               

※学力検査は国語・数学・社会・理科・外国語(英語)の5教科で実施し、各教科22点の配点(合計110点)とする。

推薦入試では、学力検査は行われず、中学校長から提出された推薦書・調査書等の内容及び面接等の結果を資料として合格者を決定します。

 

愛知県は、3学期の内申が採用されますが、3学期の内申点は1年間の総合点になるので、実質は3年生の1年間の成績が、公立高校には影響すると考えてください。

 

2.6 大阪府の内申点の計算方法

2.6.1 内申点の計算法

大阪府では、平成30年度から中学1年から3年までの3年間の内申点が採用されます

内申点は、3学期の通知表の成績で計算してください。中3は、2学期+3学期のテストの結果を考慮されるようです。

内申点の計算方法は、3年生の成績が重視され「1年:2年:3年 = 1:1:3」という比率になります。

内申点は、各学年45点満点ですが、「1年:2年:3年 = 9点満点:9点満点:27点満点」に換算されます。

そしてこの合計(45点満点)を10倍して、450点満点として入試での内申点が決まります。

 

2.6.2 大阪府の公立高校の入試選抜方法

また、さらに各高校ごとに学力検査(入試本番の点数)と内申点の比率が決まっています。

学力検査:内申点=「3:7」「4:6」「5:5」「6:4」「7:3」のいずれかです。

上位校ほど学力検査重視(「学力7:内申3」)、偏差値が下がるほど内申点重視(「学力3:内申7」)という傾向があります。

 

学力検査は、90点満点×5教科 = 450点満点。内申点が5点満点×9教科×10 = 450点満点で、合計900点満点で選考が行われます。

 

以下の表は高校のタイプごとの選抜方法です。

タイプ 偏差値

比率

(学力検査:内申点)

学力検査の計算方法 内申点の計算方法
高い 7:3 ×1.4 (630点満点) ×0.6 (270点満点)
6:4 ×1.2 (540点満点) ×0.8 (360点満点)
中程度 5:5 ×1.0 (450点満点) ×1.0 (450点満点)
4:6 ×0.8 (360点満点) ×1.2 (540点満点)
低い 3:7 ×0.6 (270点満点)  ×1.4 (630点満点)

 

2.7 兵庫県の内申点の計算方法

2.7.1 内申点の計算法

兵庫県では、3年生の2学期の内申点が採用されます

正確には、「2学期の内申点+1月上旬に行われるテストまでの成績」となるようです。

3年生2学期の通知表は、1学期との総合的な評価になるため、実質は3年生の1年間の成績が入試に影響すると考えてください。

 

そして、主要5教科(国数英理社)の評定値を4倍(100点満点)、実技教科(美術・技術家庭科・保健体育・音楽)の評定値を7.5倍(150点満点)にして合計したもの(=250点満点)が選考で採用される評定値となります。

【例】

自分で計算を行う場合は、3年生2学期の内申点で計算を行えば大丈夫です。

 

5科:国3 数4 英5 理3 社4 実技4科:美3 技家4 保体5 音3

5科(3+4+5+3+4)×4 + 実技4科(3+4+5+3)×7.5

=(21×4) + (15×7.5)

=84 + 112.5

=196(小数点以下切捨て)

 

まとめると

兵庫県の内申点の計算方法

3年2学期の通知表の点数で

(5教科合計) ×4 + (技能4科合計)×7.5 = 評定値(小数点以下切捨て)

 

2.7.2 兵庫県の公立高校の入試選抜方法

兵庫県の選抜は

「学力検査の得点×0.5倍(250点満点) + 内申点(250点満点)」に第一志望加算点(学区ごとに20〜30点)が加えられ、合否が決定します

学力検査は当日5教科500点満点ですが、0.5倍換算した250点満点となります。

 

つまり、「学力検査:内申点 = 1:1」の比率になるため、内申点も非常に重要になります。

それに加えて第一志望加算点が20~30点加算されるため、第一志望加算点は当日の学力検査の40〜60点分の重みがあります。

それゆえに志望校の選択が非常に重要になります。

 

2.8 広島県の内申点の計算方法

広島県では、選抜Ⅰ(推薦入試)と選抜Ⅱ(一般入試)ともに中学1年から3年までの3年間の内申点が採用されます。内申点は各学年の3学期(あるいは後期)の成績が採用されます

しかし、選抜Ⅰと選抜Ⅱでは内申点の傾斜配点が違い、計算方法が異なります。

2.8.1 選抜Ⅰ(推薦入試)の選抜方法

選抜Ⅰは、「当日の作文・小論文+面接の試験」と「内申点」で合否が決定します。

内申点は各学年9教科×5点満点=45点満点で、3年間で合計135点満点となります

 

作文・小論文は学校ごとに問題が違います。

面接は、志望動機や長所・短所というような「普通」のものから、英語での面接であったり、口頭で問題に答える「口頭試問」であったりと、形式はさまざまです。

小論文と面接については配点が公表されていません。

 

2.8.2 選抜Ⅱ(一般入試)の選抜方法

選抜Ⅱの内申点の計算方法では、3年間の実技4科の内申点が2倍されます

よって各学年「5科(25点満点)+実技4科(20点満点×2=40点満点)=65点満点」となります。

 

そして3年間合計し「65点満点×3年間=195点満点」となります。

そこから最後に130点満点換算するため「195点満点× 130/195」を計算して、最終的な内申点となります。

【例】

1年時 5科:国3 数4 英5 理3 社4 実技4科:美3 技家4 保体5 音3

5科(3+4+5+3+4) + 実技4科(3+4+5+3)×2

=21 + (15×2)

=21 + 30

=51

 

これを2・3年生分計算し、合計値をだします。

1年51、2年50、3年53の場合、51 + 50 + 53 = 154点となります。

これを130点満点換算するため

154 × 130/195 = 102点(小数点以下切捨て)

となります。

 

まとめると

広島県選抜Ⅱの内申点の計算方法

3年2学期の通知表の点数で

(5教科合計) + (技能4科合計)×2 = 学年評定

3学年分評定値合計× 130/195 = 評定値(小数点以下切捨て)

 

また、選抜Ⅱでは、当日の学力検査(50点満点×5科=250点満点)に1/2をかけて、125点満点換算になります。

つまり「学力検査:内申点=125:130≒1:1」の比率になるため、3年間の内申点も非常に重要になります。

 

2.9 福岡県の内申点の計算方法

福岡県は、3年時の成績が内申点になります

1学期と2学期の成績の総合評価が評定値となるため、計算する場合は1・2学期の平均で計算をします。

しかし、1学期が3、2学期が4など、平均が少数になる場合があります。

このような場合は、最終的な数値はわかりませんが、2学期の成績を採用しましょう。

 

計算式は以下の通りです。

福岡県の内申点の計算方法

3年時の内申点で

「9教科×5点満点 = 45点満点」

 

2.10 沖縄県の内申点の計算方法

沖縄県では中学1年から3年までの3年間の内申点が採用されます

内申点は、各学年3学期の通知表の成績になります。

 

また、内申点の計算は実技教科(美術・技術家庭科・保健体育・音楽)の評定値を1.5倍にして合計したものになります

 

よって各学年「5科(25点満点)+実技4科(20点満点×1.5=30点満点)=55点満点」となります。

そして3年間合計し「55点満点×3年間=165点満点」となります。

【例】

1年時 5科:国3 数4 英5 理3 社4 実技4科:美3 技家4 保体5 音3

5科(3+4+5+3+4) + 実技4科(3+4+5+3)×1.5

=21 + (15×1.5)

=21 + 22.5

=43(小数点以下切捨て)

 

これを2・3年生分計算し、合計値をだします。

1年43、2年41、3年45の場合、43 + 41 + 45 = 129点となります。

 

まとめると

沖縄県の内申点の計算方法

各学年3学期の通知表の点数で

(5教科合計) + (技能4科合計)×1.5 = 各学年評定値

1年評定値 + 2年評定値 + 3年評定値 = 評定値(内申点)

3 内申点の上げ方

内申点の計算方法がわかったところで、ここからは「内申点をどうやってあげればいいか」について説明していきます。

3.1 内申点はこうやって決まる!観点別評価

内申点を上げるには、「観点別評価」で評価が低いところをアップさせることです

内申点は主に次の4つの「観点」に基づいて決定されます。

 

  • 「関心・意欲・態度」(授業態度や学ぶ姿勢が前向きであるか)
    • 授業態度や、挙手・発言の回数
    • 提出物の取り組み方、提出状況
    • 忘れ物
    • 時事問題への関心
  • 「思考・判断」(学んだことを自分の知識として考えてアウトプットできるか)
    • 定期テストや小テストの、記述問題や考え方を問う問題
    • 調べ学習など活動への取り組み方
  • 「技能・表現」(学んだことを適切な場面で正しく使えるか)
    • 定期テストや小テストの、資料・グラフを読み取る問題
  • 「知識・理解」(知識を習得しているか、正しく理解しているか)
    • 定期テストや小テストの知識・理解を問う問題

 

国語は「技能・表現」「思考・判断」の代わりに、「聞く・話す能力」「書く能力」「読む能力」。

英語は「話す・書く能力」「聞く・読む能力」が観点となります。

 

評価が恣意的にならないようするために、また定期テストではどの問題でどの観点を見るかを明確にするなど、評価の根拠を示すことができるようにするために、観点別評価の考え方が徹底されています。

定期テストの問題用紙や解答用紙に、思考判断(30点)、技能表現(30点)、知識理解(40点)のように、それぞれの観点に振り分けられているので確認してみてください。

 

通知表や定期テストを見返して、明らかに低い観点がある場合は、そこを補うようにしていけば良いです。

 

3.2 定期テストで点数を取る

内申点を上げるには、当たり前のことですが定期テストで高得点を取ることが非常に重要です

というのも、4観点のうち、「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」の3観点は、定期テストで測られる側面が大きいからです。

「記述問題ができない」「グラフや表から読み取る問題ができない」という場合は、次回のテストでは学校ワークでその問題を繰り返し演習しできるようにしておくことが重要です。

 

3.3 授業に積極的に参加する

「テストの点数を上げればいいのはわかるけど、そう簡単にはいかないから悩んでいる!」と思うかもしれません。

大丈夫です!「関心・意欲・態度」の評価はすぐに上げることができます。

授業できちんと挙手をして発言をするだけで、先生からの評価は大きく変わってきます

もし今やれていないという場合は明日から早速発表していきましょう!

 

  • 「緊張してしまう…」
  • 「自分は発言をするタイプじゃない…」
  • 「自分はバカだから間違えたら恥ずかしい…」

そんな不安があるかもしれません。不思議なもので、一度やってしまえば、もう二度と不安を感じません。

人間は一度もやったことがないことに対して恐怖を感じるようにできています。

最初の一回目さえやり通してしまえば、あとは本当に気も楽にできるようになります。頑張ってください!

 

3.4 提出物の期限を守る

提出物は内申点に非常に大きく影響をします

たとえテストで100点を取っても、提出物を出さなかったり、期限を守らなかった場合は5を取ることはできません。

逆に、たとえ定期テストで20点や30点でも、きちんと提出物を出して授業にも積極的に参加していれば「3」をもらえる可能性が高いです。

 

丁寧な字で提出物をやり、数学のワークなどはきちんと途中式も書き、丸付けまできちんとやる。

そうすれば好印象・高評価を得られます。

 

「前日に徹夜でやってなんとか提出…」は発言や様子・提出物のクオリティで、先生に感じ取られてしまい、非常に印象も悪いです。

余裕を持って取り掛かり、提出をしましょう。

 

3.5 実技教科は制作に真剣に取り組み期限内に提出する

実技教科は得意不得意があるかもしれません。

しかし、例えば美術は、作品制作に真剣に取り組んで、期限内に提出をすれば「4」をもらうことは十分に可能です。

体育や他の教科もまったく同じです。

 

反対に、いやいや取り組んでいたり、頑張ろうともしていないと、先生も良い成績をつけようとは思いません。

実技教科がたとえどんなに苦手だとしても、オール4は誰しもが取ることができるので、ぜひ頑張ってください。

 

3.6 欠席や遅刻はしない

登校時間は必ず守るようにしましょう

調査書の項目には「欠席・遅刻の日数」「生活態度」があるからです。

 

高校によっては「年間で20日以上の欠席・遅刻がある場合」「学期で10日以上の欠席・遅刻がある場合」などを、審議の対象としている学校も数多くあります。

また、遅刻しがちな生徒はテストの点数が良くても良い成績をもらえなくなる可能性が高くなります。

「ハロー効果」と呼ばれているもので、「遅刻する」というマイナスの評価が、他の評価に対しても悪い影響を与えてしまうのです。

遅刻や欠席はすべての評価に悪影響を及ぼしてしまうので、毎朝元気に登校できるように体調を整えておきましょう。

 

4 志望校の決め方

中学生にとって、高校入試は人生で最初の関門となります。

初めてのことなので、実感も持ちにくいですし、偏差値や内申以外で選ぶポイントがわからないという人も少なくありません。

「【2017年最新版】高校の選び方!絶対に失敗しない15のポイント」で高校の選び方を詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてください!

【2019年最新版】高校の選び方!絶対に失敗しない15のポイント

2017.05.31

 

ここからはそんな人のための高校を選ぶ際のポイントを紹介します。

4.1 高校のタイプ

まずは高校のタイプで目指したい大枠を決めましょう。

高校のタイプとは以下の3つの属性があります。

  • 公立or私立
  • 共学or男子校or女子校
  • 普通科orその他の専門学科

 

公立と私立の大きな違いの1つは「学費」です。私立高校は公立高校に比べ、学費が高買ったり(約3倍)、校則が厳しかったりします。

その分「校舎がきれい」「グランドなどの設備が良い」「大学付属の場合エスカレーター式でいける」などのメリットがあります。

 

また、大学進学を目的にしていて、学部・学科はまだ決まっていないなら「普通科」、特定の分野の勉強がしたいという場合は「専門学科」を選ぶのが良いです。

 

4.2 校風

「高校の雰囲気」という言葉にはできない、でも感じ取れるものがどこの学校にもあります。

だから、もし気になる学校があったら必ず見学に行ってください。

 

特に私立高校は

  • 「大学進学に力を入れている」
  • 「高校大学連結のため、大学受験に時間を費やす代わりにディベートやコミュニケーション力育成に力を入れている」
  • 「礼儀・作法の教育に力を入れている」
  • 「宗教とのつながりがある(仏教・キリスト教など)」
  • 「制服がなかったり、自由で自主性を求める」

など様々な特色があったりします。

 

学校説明会や学校訪問に行ったり、通っている先輩や知り合いに聞いたりして、実際の雰囲気を自分で確かめてみてください。

 

4.3 通学時間

気に入った高校が見つかったら、3年間その学校に通えるかどうかを考えてください。

  • 家の近所にあり自転車で行けるのか
  • 電車で何分かかるのか
  • バスや電車を乗り継いで行くのか

3年間通学する自分を具体的にイメージしてください。

「満員電車はちょっとやだな」「乗り換えも多いしちょっと遠いな」と感じる場合は、少し考えなしたり、実際に通学時間と同じ時間にその学校に向かってみたりするといいでしょう。

 

4.4 学力

「偏差値が高い高校」=「良い高校」というイメージがあるかもしれません。

しかし、無理をして運よく自分のレベルより高い高校に合格したとしても、入学後に勉強面でとても苦労してしまうかもしれません。

 

「朱に交われば赤くなる」という言葉もありますが、ついていけず自信を失ってしまうのは最悪の結果になってしまいます。

 

反対に、自分のレベルよりかなり低い学校に入学したら、自分の成長の芽を摘んでしまうこともあります。

進学校に行くメリットは、生徒自身があまり自覚がなくても、周りと一緒に高校生活を歩んでいるだけでそれなりに勉強し、周りの影響を受けたり、大学進学についての会話をしたりと、毎日の積み重ねが良い影響をもたらしてくれるところです。

 

「高校の学力」という面では、自分の学力に合った学校が良い学校だと考えてください。

 

5 おわりに

高校受験は、中学生にとって初めての関門になります。

受験生を持つ親御さんとしても、わからないことがたくさんあると思います。

 

この記事が、受験生と親御さんたちのお役に立てたら光栄です。 

内申点の計算方法と、志望校選択のポイントを理解して、ベストな高校選びをしてください。

 

それでは、高校受験がんばってください!頑張れ受験生!!!

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