高校受験の数学の問題集・参考書ってたくさんあって
- 「どれが良いのかわからない…」
- 「どれが自分のレベルに合っているかわからない…」
ってなっちゃいますよね。
この記事ではレベル順に、偏差値の目安を明らかにしながら、高校受験突破のためのおすすめ数学の問題集・参考書をご紹介します。
問題集選びは「自分のレベルに合っているか」が非常に重要です。
この記事を参考にして自分に合う1冊を発見してください!
Contents
「解説講義重視型」の問題集(参考書)
「解説講義重視型」とは『問題演習より、解法の説明に力を入れているタイプの参考書』です。
『問題集』というよりは、解き方や基本事項を丁寧に解説してくれる『参考書』です。
ですので、数学が苦手な人には特におすすめのタイプです。
図解がたくさんあるので理解しやすいです。
ここでは「解説講義重視型」のおすすめ参考書を1つご紹介します。
中学3年間の数学が1冊でしっかりわかる本
最小の時間で最大限に理解できるように、重要事項だけがまとめられています。
「ミスを減らす方法」や「“学校では教えてもらえない”解き方のコツ」も解説しています。
全128ページ。
解説・問題バランス型の参考書問題集22選
「講義・演習バランス型」は、『見開きの左ページが基礎事項や解法の解説、右ページ(〜次の見開きページまで)がその単元の練習問題になっている』というものが多いです。
中学1年から3年まで、学年ごとに分かれているものもあるので、自分がつまずいているところから始めるのが良いでしょう。
入門レベル:偏差値35〜50
中1・2・3数学をひとつひとつわかりやすく。
中学数学を超基礎レベルからやさしく解説してくれています。
少しずつ、効率よく学べるようにわかりやすい解説(左ページ)+書き込み式の練習問題(右ページ)が見開きで勉強できる構成になっていて、参考書としても問題集としても使えるのが魅力です。
中学数学の解き方をひとつひとつわかりやすく。
中学で学ぶ数学の解き方が、イラストや図解で優しく解説されています。
これ一冊で中学3年間の単元がすべて収録されています。
数学が苦手な人が、3年生の夏に一気に復習するときなどにとてもおすすめです。
全288ページ。
とってもやさしい数学 中学1・2・3年
教科書の基礎の基礎をきちんと理解したい人におすすめです。
解説を読みながら練習問題が解ける構成になっていますので、無理なく学習を進めることができます。
各章の最後に収録している「おさらい問題」に取り組めば、単元の内容がしっかり身についたかも確認することができます。
わからないをわかるにかえる中1・2・3数学
左ページが解説、右ページが練習問題で、1単元見開き2ページで超基礎から学べる問題集になっています。
数学が苦手な人でも取り組みやすい問題集です。
全ページフルカラーになっているため、取り組みやすいビジュアルになっています。
くもんの中学基礎がため100% 中1・2・3数学 計算・関数・図形編
- できた!中1数学 計算(中学基礎がため100%)
- できた!中1数学 関数・図形・データの活用(中学基礎がため100%)
- できた!中2数学 計算・関数 (中学基礎がため100%)
- できた!中2数学 図形・データの活用(中学基礎がため100%)
- できた!中3数学 計算・関数(中学基礎がため100%)
- できた!中3数学 図形・データの活用(中学基礎がため100%)
中1は例外ですが、「計算・関数」と「図形」に分かれているのが最大の特徴です。
もし苦手な単元がはっきりとわかっていれば、ピンポイントでこのシリーズを使うのが一番良いです。
少しずつレベルを上げながら繰り返し学習ができるので、基礎力がしっかりつくこと間違いなしです。
ひとつずつすこしずつホントにわかる 中1・2・3数学
1回分の学習が見開き1ページになっていて、左ページで解説が短く簡潔に説明されていて、右ページが確認問題という構成になっています。
フルカラーで見やすいです。
また、パソコンやスマホから、解説授業動画を見ることもできます。
問題集も最小限に凝縮されているので、数学が苦手な子も抵抗なく取り組める問題集です。
基礎レベル:偏差値45〜55
高校入試の基礎づくり数学
「受験勉強をどこから始めたら良いのかわからない」「苦手科目を少しでも理解したい」という人におすすめです。
1単元は「基礎力チェック」→「基本事項の解説」→「練習問題」→「入試問題」の4ステップで構成されていて、順を追って力をつけることができます。
正答率の高い問題を正答することで、合格への自信に繋げていくことができます。
全96ページ。
標準レベル:偏差値50〜59
完全攻略 高校入試 中1・2の総復習 数学
最新の公立高校入試問題を中心に構成されています。
まとめページで重要事項を確認し、「実践テスト」で実際の入試問題に取り組みます。
まとめページは見やすいフルカラーです。
合格への基礎力をつけ早期の受験対策を効率よくできる一冊です。
全96ページ。
完全攻略 高校入試 3年間の総仕上げ 数学
「要点のまとめ」「基本問題」はフルカラーで見やすく、重要事項を確認できます。
「実践テスト」では実際の入試問題を演習することで、実践力をつけます。
巻末には模擬テストがあり、本番への自信をつける演習もできる構成になっています。
詳しい解答・解説なので、問題の解き方のポイントがわかる仕組みになっています。
全208ページ。
公立・中堅私立対策レベル別おすすめ問題集10選
ここからはおすすめの「問題集」を10冊ご紹介します。
『問題集』はここまで紹介した「解説講義重視型」「解説・問題バランス型」とは違い、『基本事項の説明は少なく(あるいはない)、問題が豊富に載っているもの』です。
目安のレベルと一緒にご紹介するので、自分のレベルに合ったものを選びましょう。
入門レベル:偏差値43〜49
10日間スピード完成!高校入試 中学1・2年の総復習 数学
中学1・2年の学習内容を10日間でおさらいできる問題集です。
まずは1・2年の復習から入試対策を始めたい人にぴったりです。
重要項目の確認ができる「要点まとめブック」付きです。
全48ページ。
数学 10日間完成 中1・2の総復習
中学1・2年生の内容を10日間でスピーディー復習でき、入試対策初めの1冊に最適です。
要点をくまなくチェックできる「基礎の確認」と「実力完成テスト」の2ステップの構成で、入試基礎力の総点検・弱点強化ができます。
全64ページ。
基礎レベル:偏差値45〜54
高校入試 中学3年間の総復習 数学
中学3年間の学習内容を14日間でおさらいできる問題集です。
夏休み以降に始める高校入試対策に最適の1冊です。
1単元は「基礎問題」「基礎力確認テスト」の2ステップで取り組みやすくなっています。
全64ページ。
高校入試 とってもすっきり数学
1つの単元が基礎から入試問題までの3ステップで構成されています。
練習問題をこなすことで着実にステップアップでき、無理なく達成感が得られる問題集です。
全112ページ。
標準レベル:偏差値50〜59
受験生の50%以上が解ける 落とせない入試問題 数学
各都道府県の教育委員会が発表している「設問別正答率データ」をもとに、受験生の50%以上が正解した問題を集めた画期的な一冊です。
落とせない基本的な問題のみが収録されているので、時間の無駄なく、効率よく学習できます。
自分の弱点を発見し、穴を埋めるにはうってつけの一冊です。
全96ページ。
高校入試 合格でる順 数学
高校入試の問題を出題率の高い順に並べた問題集です。
出題率の高い順に学習をすることができ、効率的に勉強をすることができます。
それぞれの単元に、くわしい「まとめ」と、「入試過去問」が掲載されています。
入試過去問は「基礎力アップ入試問題」「実力アップ入試問題」のステップ別に構成されているので、自分の学習レベルに応じて問題を解くことができます。
また、知識を問うだけでなく、考える力が試される問題「思考力活用編」が掲載されています。
全144ページ。
上位レベル:偏差値55〜64
受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題 数学
各都道府県の教育委員会が発表している「設問別正答率データ」をもとに、受験生の50%以下しか正解しなかった問題を集めた画期的な一冊です。
解けると差がつく問題のみを収録しているので、時間の無駄なく、効率よく学習できます。
基礎的な内容がマスターできた人は、この問題集に取り組みましょう。
全96ページ。
上位レベル:偏差値55〜69
全国高校入試問題正解 数学
毎年その年に実施された47都道府県の公立高校入試問題と、主な国立・私立高校と高専の入試問題を収録した1冊です。
とにかく入試問題を解きまくり、実践力をつけたい人はこの1冊しかありません。
私自身、高校受験はこの1冊で乗り切りました。
全368ページ。
全国高校入試問題正解 分野別過去問 数学
全国高校入試問題正解は「数と式・関数・資料の活用」と「図形」のそれぞれ分野別に並び替えられた問題集も出ています。
特に苦手な領域がはっきりしている場合は、分野別のものを取り組むのもいいでしょう。
「数と式・関数・資料の活用」:全128ページ。
「図形」:全128ページ。
国立・難関私立突破のためのおすすめ問題集8選
ここからは指導要領範囲外の学習内容も網羅している、国立・独自問題の公立・難関私立突破のための問題集を8冊ご紹介します。
上級レベル:偏差値60〜70
数学 塾技100
上位校の入試で得点に差がつく問題が豊富に掲載されています。
「例題」→「例題解説」→「塾技解説」で基本を学び、「演習問題」→「入試レベル問題」と高度な問題に進むことで段階的に力がつく構成になっています。
入試の6割以上を占める関数・図形分野が充実しています。
また、購入者特典でウェブサイトから無料補充問題をダウンロードすることができます。
最高水準問題集 数学1・2・3年
標準レベルから最難関レベルまでを段階的に解いていく構成になっています。
本当の実力がつき、応用がきくような良問が精選されているので、真の実力をつけられます。
教科書や標準的な問題では物足りない人に最適です。
「標準問題」には学習内容の要点ガイドがあり、「最高水準問題」には問題の解き方の糸口を示す<解答のカギ>があります。
最上級レベル:偏差値65〜
最高水準特進問題集 数学 中学1・2・3年
私立難関校で出題される学習指導要領の範囲を超えた難問が掲載されているので、難関校受験対策にぴったりの1冊です。
私立難関校・独自入試の公立校などの入試問題から質の高い良問が精選されているので、無駄なくトップレベルの実力を身につけることができます。
最高水準問題集 高校入試 数学
国立・難関私立高校に合格するための最強の問題集です。
入試問題が厳選されていて、「頻出」「難」のマークで問題のレベルや傾向がわかります。
詳しいていねいな別冊解説があるので、どんな難問も理解できるように工夫されています。
巻末には入試本番を想定した模擬テストがついています。
模擬形式で問題を解いて、受験前に実力の最終チェックをしましょう。
数学の勉強方法
数学の勉強法は、基本的にはテストの勉強法と同じです。
『確実な計算力』と『解法パターンの知識』をひたすら仕入れて、最後は過去問を解いて得点力を高めます。
また詳しい「受験勉強の数学勉強法」の記事を作ったら、アップしますね!
英語・理科・社会のおすすめ問題集
下の記事で高校入試の英語・理科・社会のおすすめ参考書も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
さいごに
参考書・問題集のタイプごとに、レベル順でおすすめ参考書を紹介しました。
公立高校入試から最難関国立・私立校購入まで対応できる道しるべになっています。
参考書選びで最も重要なことは『レベルが自分に合っているかどうか』です。
ぜひこの記事を参考に、自分に合った参考書を選んで合格を勝ち取ってください!!!
こんにちは!
高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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