こんにちは!
高校受験ラボ管理人のやまだゆうすけです^ ^
この記事では「高校入試対策用の英語長文問題集」をタイプ別とレベル別に分けて、あなたにぴったりの長文問題集を選べるように紹介しています。
- 「英語の長文問題集どれがいいのかわからない」
- 「長文はゆっくりなら読めるけど、試験時間内に終わらない」
- 「文法はだいたいわかるけど、長文になると読めなくなっちゃう」
こんな悩みがある人はぜひ参考にしてみてください。
問題集の選び方のポイント
まずは問題集の選び方のポイントを解説します。
高校入試対策用の英語長文問題集は3タイプある
高校入試対策用の英語長文問題集は3タイプに分けられます。
- 「短期間完成型」の問題集
- 「長文の読み方を身につける系」の問題集
- 「長文読解演習用」の問題集
の3タイプです。
自分の弱点補強にぴったりのタイプを選ぶ
長文問題集は自分の弱点を補強するために適したタイプを選びましょう。
「短期間完成型」の問題集
- 「塾などには通っていなくて、あまり長文問題を解いたことがない」
- 「受験が近づいてきてあまり時間もないから、とりあえず最低限の長文の練習をしておきたい」
こういう人向けなのが「短期間完成型」の問題集です。
基本的にレベルは易しめなものが多いので、偏差値45〜55くらいの人向けです。
「英語は得意ですでに8割ぐらい取れる」という人はやる必要はないでしょう。
「 『短期間完成型』の問題集」でおすすめのものを紹介します。
「長文の読み方を身につける系」の問題集
- 「ゆっくりなら読めるが、時間がかかりすぎて制限時間内に読み終わらない」
- 「文法の知識はあるけど、いざ長文を読むとよくわからなくなっちゃう」
こういった人は「自然に区切りが理解できる」「区切って頭から訳していき、何度も振り返って読むことなく意味がわかる」という力が不足しています。
いわゆる「スラッシュリーディング」というものです。
この2つの力のつくように構成されているのが「長文の読み方を身につける系」の問題集です。
「 『長文の読み方を身につける系』の問題集」でおすすめのものを紹介します。
「長文読解演習用」の問題集
- 「文法もわかるし、公立レベルなら8割ぐらい得点できる。あとはどんどん数をこなしたい」
- 「上位国立・私立を受験するから、中学の指導要領以上の問題にもチャレンジしておきたい」
こういう人向けなのが「長文読解演習用」の問題集です。
難易度は高めなので、「まだ長文は初心者で…」という人はやらなくてOKです。
まずは公立レベルで8割程度取れるようになってから取り組むべき問題集です。
「4 『長文読解演習用』の問題集」でおすすめのものを紹介します。
自分のレベルに合ったものを選ぶ
最後に重要なのが「自分のレベルに合ったものを選びましょう」ということです。
単語や文法の基礎力がまったく固まっていないまま長文問題に取り組んでも、効率的な勉強はできません。
詳しくは『英語長文で9割得点する人の解き方5つのコツ|中学生・高校入試』で解説しています。
また、基礎力がないのにいきなり演習用の分厚い問題集をやってみても「やっぱり長文無理だー…」と、挫折してしまいます。
自分のレベルを把握して慎重に問題集を選んでください。
それではおすすめの問題集を紹介していきます。問題集はレベル順に記載しています。
「短期間完成型」の問題集
英語長文読解の基礎 高校入試対策(10日間完成)
10日間完結型の問題集です。目安偏差値は44〜54くらいです。
重要単語や、文章の読み方・解き方を解説しながら解いていく問題集です。
「長文が苦手な人」、「入試の長文はまだ難しくて読めない」という人はまずはこの問題集から始めると良いでしょう。
高校入試 とってもすっきり英語長文
長文を「短め」「やや長め」「入試レベル」の3つのステップにわけ、無理なく長文問題を解ける構成になっています。
基本からはじめたい人には最適です。目安偏差値は45〜55くらいです。
この1冊で、長文に慣れることからはじめたい方から、入試レベルの問題を解きたい方まで、長文問題対策をすることができます。
「長文の読み方を身につける系」の問題集
ハイパー英語教室 中学英語長文1 改訂版[基礎からはじめる編]
60語(超短文)〜120語(短文)程度の易しめの公立高校入試の過去問を使って、文章を読む練習をする問題集です。目安偏差値は45〜54くらいです。
解き方のコツをしっかりと解説してくれているので、取り組みやすいでしょう。
ハイパー英語教室 中学英語長文2 改訂版[入試長文がすらすら読める編]
120語(短文)〜200語(普通)程度の公立高校入試の過去問を使って、入試で使えるレベルの読解力をつける練習をする問題集です。目安偏差値は48〜56くらいです。
英文をスラッシュで区切りながら読む練習ができます。
こちらも解き方のコツをしっかりと解説してくれているので、取り組みやすいでしょう。
高校入試 英語長文はこう解く!!
実践的なレベルに入ります。目安偏差値50〜59くらいです。
うすい問題集なので、短期間で終了させることができます。
「文章を区切り、英語の語順のままで文章を理解する」力をつけるための問題集です (ちょっと古めの問題集ですが) 。
公立高校入試問題の良問を採用していて、「出題のねらい」や「解き方のポイント」も詳しく書いてあります。
実践!英語長文はこう読む!!−高校入試
(こちらもちょっと古めですが)読解のコツを詳しく示してくれている問題集です。目安偏差値は53〜62です。
「文章を区切り、英語の語順のままで文章を理解する力」、「自然と区切りと文章の意味を理解する力」をつけるための問題集です。
実際に高校入試問題レベルの問題を解き、実践力をつけるための演習もします。
スーパーステップ 中学英語リーディング
前半では、「動詞・助動詞を読む」「さまざまな句を読む」など、読解のための重要な文法事項やスキルを、1つずつ集中的に学習。
後半では、前半で培った基礎的な読解力を土台にして、長文読解の力を鍛えていく構成となっています。この後半では、さまざまな種類・テーマの英文を読み、さまざまな形式の問題を解きながら、「内容理解の力」と「問題に対応する力」を同時に強化していけるようになっています。
英文読解の方法を学ぶための参考書として紹介していますが、問題集のように練習量もたっぷりあります。さらに、英語の音声がついているので、文章を「聞いて理解する」力も磨けます。
この参考書は中学1年からずっと使い続けられるので、中学1、2年の早いうちから持っておくには良い参考書です。
「長文読解演習用」の問題集
全国高校入試問題正解 英語
毎年その年に実施された47都道府県の公立高校入試問題と、主な国立・私立高校と高専の入試問題を収録した1冊です。目安偏差値は58〜69です。
長文のみの問題集ではありませんが、「公立レベルの問題をとにかく入試問題を解きまくり実践力をつけたい」という人にはベストな1冊です。
くもんのハイレベル中学英語長文読解
中学生としての最高レベルの長文読解力をつけるための問題集です。
国立・難関私立高校の対策として使えるレベルです。目安偏差値は63以上です。
問題ももちろん載っていますが、「ハイレベルの長文読解のための重要事項とスキル」を解説する参考書と思ってください。
英語長文難関攻略30選 全国最難関校・英語長文厳選
指導要領を超えたレベルの長文問題集です。国立・難関私立高校の入試対策用です。目安偏差値は65以上です。
難しい文法事項や、設問に対する「正解の根拠」も詳しく解説されています。
「英文の内容自体がおもしろくて、読んでいて楽しい」という評価が多い一冊です。
英語長文テーマ別難関攻略30選(高校入試特訓シリーズ)
「英語長文難関攻略30戦−全国最難関校・英語長文厳選」の姉妹編です。
2つを併用して学習すれば、ほとんどの私立難関校が合格できる実力がつきます。
最高水準問題集 特進 中学英語長文
国立・私立難関高校の入試問題から質の高い良問はもちろん、難問・超難問も多数掲載されています。目安偏差値は65以上です。
各問題には1~3個の★でレベルが表示されていて、入試によく出る問題には「頻出」マーク、特に難しい問題には「難」マークがつけられています。
学習時間・実力に合わせた使い方ができるので、使い勝手の良い難関校向けの問題集となっています。
まとめ
- 長文の問題集は3タイプある
- 自分の弱点補強に合わせたタイプを選ぶ
- 自分のレベルに合った問題集を選ぶ
今回は「問題集の選び方」と「おすすめの問題集」を紹介しました。
「いまいち長文の勉強法がわからない」という人は以下の記事を参考にしてください。
初めまして。
ハイパー英語教室中学英語長文2(入試長文がすらすら読める編)
を使っています。
選んだ理由が本文の音声CDがあったからです。
この次にやるレベルで、音声CDがあるものでおすすめのものがありましたら教えてください。
中学英語レベル別問題集 1基礎編 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)
中学英語レベル別問題集 2標準編 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)
も使っていますが
出来ましたら
中学英語レベル別問題集 2標準編 (東進ブックス レベル別問題集シリーズ)
このレベルの類書で本文の音声CDが付いているものがありましたら教えてください。