秋になると「志望校を下げた方がいいですかね?」「今から頑張って偏差値上がりますか?」というご相談を保護者の方からも、生徒からも多数いただきます。
私自身も、中学3年時に偏差値10アップさせ、偏差値70まで伸ばすことができました。
また、私の塾の生徒でも秋に偏差値を3や5上げる生徒が例年出ています。
今回は上記の相談に回答しつつ、私自身の経験、そして学習塾経営での現場の経験を通してわかった、現実的な「偏差値を上げるために必要なこと」を解説していきます。
「入試が近づいてきて焦ってきている人」、「偏差値を上げるためなら頑張れるというやる気のある人」は是非この記事を参考にしてください。
3ヶ月で偏差値5アップは可能か?
「まず、そもそも3ヶ月で偏差値を5上げることは可能なのか?」という問いに対してお答えします。
答えは「YES」です。
3ヶ月で偏差値5アップは可能だと私は確信しています。
根拠を述べていきます。
偏差値を1上げるために必要な勉強時間
一般的に偏差値を1上げるためには「100時間の勉強が必要」と言われています。
100時間の内訳は「20時間×5教科=100時間」です。
残り3ヶ月(12週間)として、
平日4.5時間、土日10時間
毎日休まず勉強すると、
1週間で42.5時間、
3ヶ月(12週間)で510時間
つまり、入試までにちょうど500時間ほど勉強することができます。
もちろん偏差値1上げるのに必要な勉強時間は個人差がありますが、理論的にも偏差値5上げることは可能と言えます。
偏差値を上げるための最も重要な要素とは?
「勉強法」、「教材」、「やる気」、「勉強の質」、「勉強スピード」など、勉強にはいろいろな要素がありますが、成績アップにおける最も重要な要素は「勉強時間」です。
そして最も効果が即効出て、かつ今すぐ誰もが実践できる要素も「勉強時間」です。
しかし、多くの人が避けたがる要素が「勉強時間」という事実もあります。
毎日休まず平日は4.5時間、土日は10時間って、結構しんどいですよね?
しかし1日も欠かさず、これぐらいの勉強時間が当たり前に必要です。
「前より勉強しているのになかなか結果が出ない…」と考え悩んでいる人がたくさんいます。
しかし、たとえ毎日やっても1日1時間や2時間の勉強では、偏差値を3や5も上げるのはなかなか難しいのが現実です。
なぜなら、偏差値とは「周りに比べて自分がどれぐらいできているか」の数値だからです。
秋以降は部活も終わり、入試も近づき、多くの人が頑張っている時期です。
その頑張っている人たちの中で、あなたがより成果を上げないと、偏差値が上がらないということです。
勉強時間を少なくして成績を大きく上げることは素晴らしいことです。
しかし、まずは目標の偏差値に達するまでは、足りていない偏差値を埋めるまでは、大量の時間を投資する必要があります。
勉強時間を増やした結果、「やる気」も「質」も「スピード」も上がり、さらにより良い自分に合う「勉強法」も見つかるものです。
3ヶ月で偏差値を上げる方法まとめ
しんどいかもしれません。
でも、あと3ヶ月です。
3ヶ月後に「3ヶ月間勉強しかしてなかったな…」と後悔している人はおそらくいません。
しかし「あのときだけでも本気で勉強しておけばよかった…」と後悔している人は大勢いるでしょう。
もし今入試まで残り3ヶ月ならば、逆転合格を可能にするために行動するのは、このタイミングが最後となるでしょう。
受験が終わった時に、後悔を残さないようにしてくださいね。
そのために、ぜひ今から実践してみてください!!
高校受験のおすすめの問題集なども紹介しているので、成績に伸び悩んでいたり、勉強方法に悩んでいたらぜひ参考にしてください。
こんにちは!
高校受験ラボ管理人のやまだゆうすけです^ ^