顕微鏡の倍率の求め方を超わかりやすく解説【中1理科】

山田ゆうすけ

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高校受験ラボ・進学塾リードアップ[旧Makeage]運営者の山田優輔です!
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このページでは、中学1年生の理科(生物)で学習する「顕微鏡の倍率の求め方」を超わかりやすくまとめています

この単元は、「倍率の求め方・計算方法」を“きちんと理解することがポイントですよ!

それではいきましょう!

ここでは超重要な語句を赤文字、その他の重要な語句を青文字で書いていきます。

1. 顕微鏡の倍率の求め方・計算方法

1.1 顕微鏡の倍率の求め方・計算方法

顕微鏡の倍率は、次の計算方法で求めます。

顕微鏡の倍率の求め方

[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]

このように、2つのレンズの倍率をかけると、顕微鏡の倍率が求められますよ!

復習しておくと、接眼レンズ対物レンズは下の図の黄色と緑にマークしたところです。

1.2 顕微鏡の倍率の求め方の具体例

ピンとこない人もいると思うので、具体例をあげます。

例えば、

・接眼レンズの倍率が10倍
・対物レンズの倍率が40倍

のときは、

顕微鏡の倍率=10×40=400倍

となります。

・接眼レンズの倍率が40倍
・対物レンズの倍率が40倍

なら、

顕微鏡の倍率=40×40=1600倍

といった感じです!

おっけいかな?

2. 顕微鏡の倍率の求め方の練習問題

顕微鏡の倍率の求め方を完璧にするために、練習問題を2問やってみましょう!

練習問題①

練習問題①

接眼レンズを15倍、対物レンズを40倍としたとき、顕微鏡の倍率は何倍になるか求めなさい。

これも、さっきと同じ計算式を使って求めますよ!

[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]

この式に

・接眼レンズの倍率=15(倍)
・対物レンズの倍率=40(倍)

いれてあげると

顕微鏡の倍率=15(倍)×40(倍)600(倍)

と求めることができました。

練習問題②

①より少しステップアップした問題です。

練習問題②

ゾウリムシを150倍にして観察しなさいと先生に言われた。このとき、顕微鏡の接眼レンズの倍率が10倍と指定されているとき、対物レンズの倍率は何倍にすればいいか求めなさい。

これも、さっきと同じ計算式を使って求めますよ!

[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]

この式に

・顕微鏡の倍率=150(倍)
・接眼レンズの倍率=10(倍)

を代入してあげると

150(倍)=10(倍)×対物レンズの倍率

よって、対物レンズの倍率は「15倍となります。

3. 接眼レンズと対物レンズ

補足的な内容ですが、「接眼レンズ」と「対物レンズ」の知識も覚えておきましょう。

3.1 接眼レンズの倍率

接眼レンズは、「筒が短い方が倍率が高い」です。

3.2 対物レンズの倍率

対物レンズは、「筒が長い方が倍率が高い」です。

4. 顕微鏡の倍率の求め方まとめ

さいごに今回の内容をまとめます!

顕微鏡の倍率の求め方まとめ
  • 顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率

この計算式さえ覚えておけば、顕微鏡の倍率の求め方はいっちょあがりです!

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