このページでは、中学1年生の理科(生物)で学習する「顕微鏡の倍率の求め方」を超わかりやすくまとめています。
この単元は、「倍率の求め方・計算方法」を“きちんと理解することがポイントですよ!
それではいきましょう!
ここでは超重要な語句を赤文字、その他の重要な語句を青文字で書いています。
顕微鏡の倍率の求め方・計算方法
顕微鏡の倍率の求め方・計算方法
顕微鏡の倍率は、次の計算方法で求めます。
[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]
このように、2つのレンズの倍率をかけると、顕微鏡の倍率が求められますよ!
復習しておくと、「接眼レンズ」と「対物レンズ」は下の図の黄色と緑にマークしたところです。
顕微鏡の倍率の求め方の具体例
ピンとこない人もいると思うので、具体例をあげます。
例えば、
・接眼レンズの倍率が10倍
・対物レンズの倍率が40倍
のときは、
顕微鏡の倍率=10×40=400倍
となります。
・接眼レンズの倍率が40倍
・対物レンズの倍率が40倍
なら、
顕微鏡の倍率=40×40=1600倍
といった感じです!
おっけいかな?
顕微鏡の倍率の求め方の練習問題
顕微鏡の倍率の求め方を完璧にするために、練習問題を2問やってみましょう!
練習問題①
接眼レンズを15倍、対物レンズを40倍としたとき、顕微鏡の倍率は何倍になるか求めなさい。
これも、さっきと同じ計算式を使って求めますよ!
[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]
この式に
・接眼レンズの倍率=15(倍)
・対物レンズの倍率=40(倍)
いれてあげると
顕微鏡の倍率=15(倍)×40(倍)=600(倍)
と求めることができました。
練習問題②
①より少しステップアップした問題です。
ゾウリムシを150倍にして観察しなさいと先生に言われた。このとき、顕微鏡の接眼レンズの倍率が10倍と指定されているとき、対物レンズの倍率は何倍にすればいいか求めなさい。
これも、さっきと同じ計算式を使って求めますよ!
[顕微鏡の倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率]
この式に
・顕微鏡の倍率=150(倍)
・接眼レンズの倍率=10(倍)
を代入してあげると
150(倍)=10(倍)×対物レンズの倍率
よって、対物レンズの倍率は「15倍」となります。
接眼レンズと対物レンズ
補足的な内容ですが、「接眼レンズ」と「対物レンズ」の知識も覚えておきましょう。
接眼レンズの倍率
接眼レンズは、「筒が短い方が倍率が高い」です。
対物レンズの倍率
対物レンズは、「筒が長い方が倍率が高い」です。
顕微鏡の倍率の求め方まとめ
さいごに今回の内容をまとめます!
この計算式さえ覚えておけば、顕微鏡の倍率の求め方はいっちょあがりです!
こんにちは!
高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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