この記事では私立高校を第一志望にしている人・私立単願で受験をする人向けの勉強方法おすすめ問題集・参考書について解説していきます。
私立第一志望の場合は理科社会の勉強をしなくてよい分、国語数学英語の勉強をしっかりとこなしていく必要があります。
この記事で解説する勉強方法と問題集・参考書に取り組んで、ゴリゴリ演習をして得点力をあげていってください。
それではさっそくいきましょう!
Contents
【選択肢①】全国高校入試問題正解で大量演習
1つ目でこれが最適解だと思っていますが、「全国高校入試問題正解(=全国過去問)を解きまくる」です。
全国高校入試問題正解とは、その年に実施された47都道府県の公立高校入試問題と、主な国立・私立高校と高専の入試問題を収録した1冊です。
とにかく入試問題を解きまくり、実践力を身に付けます。
国語・数学・英語3教科ともに、基本的にこれ1冊やればOKです。
偏差値60ちょっとくらいのいわゆる上位校までなら、この問題集をやり切れば100%合格できるといえます。
千葉県なら日大習志野・専修大松戸あたり(どちらもVもぎ偏差値61)の高校までなら十分合格できます。
私自身も、高校受験はこの1冊で偏差値70程度まで上げることができました(5教科あるから正確には5冊ですかね)。
当時偏差値65~66程だった日大習志野にも合格できました。
全国高校入試問題正解は『分野別』というものも売られているので、
という場合は分野別のほうを選ぶのもありです。
【選択肢②】同レベルの高校の過去問を解きまくる
2つ目は「同レベルの高校の過去問を解きまくる」です。
例えば偏差値55の高校が第一志望の場合は、偏差値53~59程度の高校を10校くらいチョイスし、その高校の過去問を各5年分ほどやりましょう。
「10校×5年=50年分」くらいの入試問題を解くのが理想です。
過去問はAmazonや楽天で売っているので、購入しましょう。
第一志望以外は演習用なので、メルカリなどで数年度古いものでも特に問題ありません。
↓過去問はこういうやつです↓
【選択肢③】教科によって参考書をやるor追加する
3つ目は「参考書で重要問題・頻出問題などの典型パターンを効率良く学習する」です。
「基本は全国過去問をやり、苦手な教科はここで紹介する参考書をやる、あるいは追加する」という使い分けもありです。
それでは、教科・科目ごとにおすすめの参考書を紹介します。
国語
国語は現代文・漢字・古文に分けて紹介します。
現代文[読解問題]
おすすめは「出口式中学国語 新レベル別問題集」です。
特に『0 スタートアップ編』は超おすすめです。
現代文[=国語の読解問題]が苦手な人は、この参考書は絶対やったほうが良いです。
私が普段塾で生徒に国語の解き方を伝えるときの内容も、すべてこの参考書に書いてあります。
などがすごくわかりやすく、納得できる内容で書かれています。
必ずレベル0から始めて、レベル0→レベル1→レベル2の3冊をやり切るようにしましょう。
ある程度の演習量をこなさないと、実力は1ミリも身に付かないからです。
国語の力をつけるには
- 『文章読解の型(文章の読み方)』という抽象的な概念を理解し
- ①を慎重に実践しながら問題を解き
- 解説を読み、自分の読み方のどこが間違っていたかを理解し修正する
- ②③を何度も繰り返す
という、『考え方』という抽象的なことを理解する能力と、根気強い訓練が必要になります。
つまり、かなりレベルの高い作業が必要で、相応の時間もかかります。
ですので、もし時間に余裕がない場合は、レベル0のスタートアップ編のみ熟読し、その後漢字や、英語・数学を優先して取り組むようにしましょう。
この参考書を使ってそのまま上位校・難関校を目指す場合は、もうひとつ上のレベル3にも取り組みましょう。
漢字
漢字のおすすめの問題集は『高校入試出る順中学漢字スタートアップ基本漢字1400』です。
この参考書の良いところは、問題の横に語句の意味が記載されているところで、そのため効率の良い学習ができます。
という場合は、『高校入試 でる順ターゲット 中学漢字・語句・文法1500』をおすすめします。
これはA6のポケットサイズなので、スキマ時間などに見るのに向いています。
小さいため、一方で机で集中してちゃんと勉強するときには小さくて微妙です(人によると思いますが)
漢字の勉強法についてはコチラの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
古文・漢文
古文・漢文のおすすめの問題集は『高校入試 とってもすっきり古文漢文』です。
文法を基礎から解説してくれていて、その後に読解問題に取り組むという構成で、積み上げ式の問題集です。
1つの単元は3つのステップで構成されていて、ステップが上がるごとに難易度も上がります。
古文の勉強法については
漢字の勉強法についてはコチラの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
数学
数学のおすすめ問題集は『塾で教える高校入試 数学 塾技100』です。
上位校の入試で得点に差がつく問題が豊富に掲載されていて、入試の6割以上を占める関数・図形分野が充実しています。
また、購入者特典でウェブサイトから無料補充問題をダウンロードすることができます。
その他の数学のおすすめ問題集はコチラの記事でレベル順に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
英語
英語のおすすめ問題集は『塾で教える高校入試 英語 塾技63』です。
上記の数学の塾技と同じシリーズのもので、上位校の入試で得点に差がつく問題が豊富に掲載されています
「例題」→「例題解説」→「塾技解説」で基本を学び、「演習問題」→「入試レベル問題」と高度な問題に進むことで段階的に力がつく構成になっています。
その他の英語のおすすめ問題集はコチラの記事でレベル順に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
私立高校志望の勉強法・おすすめ問題集まとめ
私立第一志望の人向けの勉強方法と問題集・参考書について解説してきました。
さいごにもういちど今回の内容をまとめておきます。
受験勉強はとにかくたくさん演習をして、大量の問題に触れるのが重要です。
もちろん、触れるだけではなく、復習して自力で解けるようにすることが必要です。
大量の問題に触れることで、初見の問題が減り得点力が上がります。
また、初見の問題に出会ったときに必要な思考力が養成されます。
つまり、 大量の問題に触れることで 実力がつくわけです。
それでは、この記事を参考にして受験勉強がんばってください!!!!!
こんにちは!
高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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