このページでは、中学3年生の社会(公民)で学習する「ストライキとボイコットの違い」について超わかりやすくまとめています。
中3公民の「日本国憲法」や「基本的人権」の単元の中の、「労働基本権(労働三権)」の中でストライキという単語が登場します。
私の塾の塾生にも「この2つ何が違うんですか?」と聞かれるところです。
それではいきましょう!
ここでは超重要な語句を赤文字、その他の重要な語句を青文字で書いています。
ストライキとボイコットの違い
ストライキとは?
ストライキとは、労働者が雇用主に対して自分たちの要求を通すために、団結して仕事を放棄することです。
「要求」は具体的には、給料の引き上げや、働く環境をよくすることなどが挙げられます。
要するに、一言で言うと「ストライキ=労働の放棄」です。
ストライキは労働基本権の中の団体行動権(争議権)に当たります。
労働基本権は「社会権」の中に含まれます。
ボイコットとは?
一方ボイコットとは、考えや要求の実現を目的に、特定の会社などに対して「買わない」「利用しない」「参加しない」などの、「しない・やらない」という活動のことです。
学生が何かの要求のために授業への参加を拒否をすることも、ボイコットのひとつです。
ストライキの事例
イメージしやすいように、ストライキの事例を1つ紹介しておきます!
ストライキの事例
2004年に、プロ野球でストライキがありました。
球団の数を12から減らし「1リーグ制」への変更という話が出て、選手たちが加入している労働組合「日本プロ野球選手会」が反対し、撤回を求めました。
結果的に、2日間にわたってストライキを行い試合が中止になりました。
結局、プロ野球は現在も続く「12球団・2リーグ制」のままになることが決まりました。
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高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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