このページでは、中学3年生の社会(公民)で学習する「ダイバーシティとインクルージョンの違い」について超わかりやすくまとめています。
中3公民の「現代社会」と「日本国憲法」の単元の中でダイバーシティとインクルージョンという単語が登場します。
私の塾の塾生にも「この2つ何が違うんですか?」と聞かれるところです。
それではいきましょう!
ダイバーシティとインクルージョンの違い
- ダイバーシティ…「多様性という概念・多様性がある状態・多様性を受け入れましょうという考え方」を総じてダイバーシティという。
- インクルージョン…「さまざまな違い(ダイバーシティ)を認め、みんなで協力して支え合うこと」を指す。
ここでは超重要な語句を赤文字、その他の重要な語句を青文字で書いています。
ダイバーシティとインクルージョンの違い
ダイバーシティとは?
ダイバーシティとは、「diversity」という英単語からきた外来語で、「多様性」を意味する言葉です。
これが転じて、ダイバーシティという単語は
- 性別・年齢・人種・国籍・文化・障害の有無などの、さまざまな属性や価値観・考え方を持つ人々が共存している「状態」
- 「そういった多様性を受け入れようぜ!」という「考え方」
を意味する場合が多いです。
つまり「多様性という概念・多様性がある状態・多様性を受け入れましょうという考え方」を総じてダイバーシティといいます。
インクルージョンとは?
一方、インクルージョンとは「さまざまな違い(ダイバーシティ)を認め、みんなで協力して支え合うこと」を指します。
公民においては「障害のある方が不自由なく快適に生活できる状態」を指すことが多いです。
インクルージョンの例
例えば、公共の交通機関や建物で、障害のある人や高齢者も利用しやすいように段差をなくすといったバリアフリー化も、インクルージョンの一つです。
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高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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