一生懸命勉強してるのになかなか覚えられないというのは、悔しいし、辛いですよね。
この記事では、このような『覚えたことを忘れてしまうのを防ぐ方法』をお伝えします。
実は、一生懸命勉強して覚えたことをすぐ忘れてしまう原因となる、勉強直後にやってはいけない『ある行動』というものがあります。
これをしないことで、覚えたことをすぐ忘れてしまうのを防ぐことができます。
このことをしなければ、効率良く勉強した内容を暗記することができるようになりますよ!
覚えたことを忘れてしまう『ある行動』とは?
早速結論から言うと・・・
あらゆる行動すべてです。
つまり、何もしちゃだめということです。
知識はぼーっとする時間に長期記憶になる
何か新しいことを勉強したあとには、何もしないでぼんやりしていた方が、勉強したことや覚えたことを忘れずに覚えていられるということが研究によりわかっています。
ですので、勉強した直後は何もしないで10分間ボーっとする時間を設けましょう。
そうすることで、脳の神経がつながったり、脳の中で情報が整理されて、勉強して覚えたことが記憶として脳に定着しやすくなります。
脳は、同時に2つのことをするのがとても苦手です。
例えば、勉強した直後にスマホをいじってしまうと、
- 『記憶の定着』
- 『スマホをいじる』
の2つを同時にしてしまうことになり、脳が『記憶の定着』をすることができなくなってしまうわけです。
(『スマホに集中』の方が脳にとって負担が少ないため、そちらが優先されてしまうということです。)
脳科学的に正しい最も効率の良い勉強法
『勉強時間は20~30分に細かく区切って超集中する』と最も効果的だと言われています。
(超集中=猛烈に手を動かしてハイスピードで勉強しましょう。)
ですので、
『30分勉強』⇒『10分休憩(ぼーっとする&何もしない)』
⇒『30分勉強』⇒『10分休憩(ぼーっとする&何もしない)』
のサイクルで勉強を行うのが、最も効率の良い勉強法といえます。
10分休憩中には、『スマホを触ったり』『マンガを読んだり』というのはもちろん避けて、何もしないでぼんやりすることが重要です。
音楽を聴いたりするのもやめておきましょう。
これだけで、記憶の定着率がかなり改善するはずです。
脳科学的に正しい最も効率の良い復習タイミング
とはいえ、人間はやはり1度勉強しただけで完璧に暗記するのは不可能です。
そこで重要なのが『復習』です。
では、復習はどのタイミングでするのが最も効率が良いのか?
これも答えが出ていて、
- 1回目(初めて)の復習は1~2日後
- 2回目以降は7~10日間周期で一定間隔でずっと
が、長期記憶になりやすいと言われています。
「1回目は翌日に、2回目は1週間後に、3回目は1か月後に・・・」という、徐々に復習の期間を長くするよりも、7~10日間の一定間隔で復習し続けたほうが良いです。
もしテストが1週間後にあるなら、毎日復習するのが良いです。
覚えたことをすぐ忘れる原因と対処法:まとめ
もう一度繰り返しになりますが、『勉強直後は10分間ぼーっとすることで、覚えたことが長期記憶となり脳に定着』します。
「記憶力が悪い…」「物覚えが悪い…」という人は、ひとつのことが終わったらまたすぐ次のことと、あわただしくしてしまっているだけかもしれません。
新しいことを学んだ直後や、難しいことを理解した直後、暗記物をした直後は、スマホを触ったり音楽を聴いたりせずにただただぼんやりしましょう。
これだけで暗記力はずっとよくなるので、ぜひ実践してみてください!
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高校受験ラボ・進学塾リードアップ代表の山田優輔です!
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